こんにちは! イチです。
秋も深まり、やや肌寒くなってきましたね。
今回は北九州市の小倉駅から関門海峡を渡って下関市の下関駅まで
やや長い距離ですが、散歩(以下、長散歩)してきたので、その報告をしたいと思います。
そもそも、なんで長散歩をしているのかというところなんですけど、
- 体力の衰えを改善したい(→運動はしないといけない)
- 激しめの運動は苦手(→ランニングだと気持ちが折れるので歩きで)
- ただ運動するだけはもったいないと感じる(→ついでに観光や景色を楽しめればいいな)
という理由から私は好んで長散歩を行っております。
もし、同じような考えの方がいらっしゃいましたらコース等を参考にしていただければと思います。
では、早速今回のコース概要の紹介です。
長散歩コース紹介(関門海峡コース)
コース概要は以下の通り
- 小倉駅出発
- 国道199号線を門司方面へ
- 西海岸一丁目交差点から大連通りに入り門司港レトロへ
- 門司港レトロ観光
- 門司港レトロ観光線の線路沿いの遊歩道(めかり街道)をめかり方面へ
- 和布刈神社に参拝
- 関門トンネル人道を下関方面へ
- 関門トンネル下関方出口から国道9号線を下関駅方面へ
- 赤間神宮に参拝
- 唐戸市場・カモンワーフに立ち寄り
- 再び国道9号線を下関駅方面へ
- 下関駅到着
延長19kmです。
※⑦関門トンネル人道以降は「関門海峡 長散歩 その2」でご報告しています。
今回のルート図です。ご活用ください。
また、このコースの大きなメリットが3つあります。
- すべての行程で歩道または歩行者・自転車専用道を通るため安全
- 勾配がほとんどない
- 景色・観光地に恵まれている
特に歩道が整備されているのは大きいですね。安心感が違います。
また、道も比較的単純で分かりやすいと思います。
沿線にお店や公園、公共施設が多数あるためトイレに困らないのもいいところです。
小倉駅出発
小倉駅に到着しました。今回は小倉駅から長散歩をスタートします。
小倉駅にはJR鹿児島本線・日豊本線・日田彦山線・新幹線が乗り入れ、モノレールも通っていて
特急列車も新幹線もすべて停車する駅ですので遠方からもアクセスしやすいのではないでしょうか?
長散歩では基本に移動は公共交通機関をメインにしています。
車を使えば、車を止めたところに戻ってこなければなりません。
公共交通機関を使えば、往復しなくても行った先の最寄りの駅やバス停に行けばいいですからね。
あとは長距離を歩くと思った以上に足が疲れていますので、車での移動が必要な場合は
歩く距離を短くするなどの対応をとることをお勧めします。
改札を出たのちに北口(新幹線側)の出口に向かいます。
そのあとは歩行者用のデッキを通って西日本総合展示場に向かいます。
西日本総合展示場前の大通りが国道199号線ですので、この道路を門司方面に進みます。
国道199号線を門司方面へ
国道199号線を門司方面へ歩いていきます。
沿道には工場も多いのでトラックの通行量も多いですね。ただ、歩道は整備されているので安心です。
国道199号線は海沿いの走っていくので、海の香りや風を感じながら歩くことができます。
小倉駅を出て国道199号線を2.5kmほど行くと延命寺臨海公園が見えてきますので、
ここから赤坂海岸沿いの遊歩道に入ります。
延命寺臨海公園から小倉方面を見ると北九州の工業地帯がよく見えます。
製鉄所の高炉や煙突、工場に荷の積卸にくる船が印象的です。
赤坂海岸沿いの遊歩道からはこれから向かう門司港や下関の街、関門橋が遠くに見ることができます。
赤坂海岸沿いの遊歩道が終わった後は再び国道199号線に戻ります。
そして1.6kmほど進むと今度は大里海岸緑地という公園が見えてきますのでそちらの遊歩道に入ります。
温泉施設の手前に遊歩道の入り口があります。
こちらの遊歩道は道幅も広くて立派ですね。
関門橋も少し大きく見えるようになりました。
このように着実に近づいているという達成感を感じるのもモチベーションを保つために必要かもしれません。
大里海岸緑地の遊歩道を抜けると門司駅前です。
門司駅前には門司赤煉瓦プレイスという施設があり、立派なレンガ造りの建物を見ることができます。
さらに門司港方面に進みます。
門司駅前から1.3kmほどで小森江駅周辺に到着します。
ここまでくると国道沿いの工場や倉庫もレンガ造りのものが見られるようになり、
歴史ある港町の風情を感じることができます。
このように沿道の建物や雰囲気を楽しむことができるのも散歩ならではの楽しみです。
小倉駅から歩くことおよそ10kmいよいよ門司港に到着します。
西海岸一丁目交差点から大連通りに入り門司港レトロへ
西海岸一丁目交差点に来ました。
ここを西海岸方面に曲がれば大連通りです。
大連通りを少し進むとすぐに、関門海峡ミュージアムに到着します。
今回は関門海峡ミュージアムのカフェスペースで休憩を取りたいと思います。
関門海峡ミュージアムの4階にカフェスペースがあります。
カフェスペースまでは入館料もかかりませんから気軽に立ち寄れます。
カフェスペースからは関門海峡を一望でき、椅子や机、照明もアンティーク調で素敵ですよね。
また、ピアノの自動演奏が行われており、これもまた心地よいです。
今回は門司港マリンサイダーを頂くことにしました。
ここのカフェではご当地サイダーである門司港マリンサイダーと
様々なシロップ(クリア・ローズ・グリーン・ブルー・バイオレット)を組み合わせて提供してくれます。
私がいただいたのはクリアというシロップでマスカットの風味がしてとても爽やかでした。
どのシロップも色合いがとてもきれいなので、また今度来たときは違うものを試したいなと思いました。
- 門司港マリンサイダー(シロップ有) 450円
- 門司港マリンサイダー(シロップ無) 380円
このカフェスペースはもっとゆっくりしたいと思える素晴らしい空間でした。おすすめです。
門司港レトロ観光
休憩も終わったので、門司港レトロを散策します。
まずは門司港駅を見てきました。
2019年3月に復元工事が完了し、よりレトロな雰囲気の駅となりました。
現役の駅でありながら重要文化財に指定されています。
外観だけでなく駅の内装もいい雰囲気ですのでぜひよって見てはいかがでしょうか?
引き続きレトロな街並みを歩きます。
門司港レトロ周辺にはお土産店などもありますので荷物にならない程度に買うのも良いかもしれません。
門司港レトロ観光線の線路沿いの遊歩道をめかり方面へ
門司港レトロを散策した後は、門司港レトロ観光線という鉄道の線路沿いの遊歩道(めかり街道)を歩いて、
めかり方面に進んでいきます。
この遊歩道もとてもきれいに整備されていますね。
たまたま紅葉の時期とも重なって街路樹もとても色鮮やかです。
この遊歩道をしばらく進むとノーフォーク広場にたどり着きます。
この広場からは海峡を行き交う船がよく見えます。
関門橋が間近に見えます。ついにここまできましたね。
ノーフォーク広場から海岸線の遊歩道をさらに進みます。
すると関門橋の真下に来ることができます。
真下から関門橋を眺めると橋のスケールの大きさに驚きます。遠くから眺めるのとは全然違います。
関門橋をくぐってすぐに和布刈神社があります。
和布刈神社に参拝
和布刈神社は関門海峡を見守り、潮の満ち引きを司る「導きの神さま」を祀り、
約1800年の歴史を持つといわれる神社です。
毎年旧暦の元日に行われる、和布刈神事(神職が和布や荒布を刈り取る祭事)が有名です。
また、神社の前から海をみると、突き出た岩の周りに渦ができており、海峡の潮の流れの速さが感じとれます。
小倉駅から和布刈神社まで13kmを歩いてきました。
長くなりましたので、今回はここまでとしたいと思います。
次回は関門トンネル人道を通り、下関市に上陸します。
外部リンク
JR九州 小倉駅 時刻表 https://www.jrkyushu-timetable.jp/cgi-bin/sp/sp-tt_list.cgi/28155
関門海峡ミュージアム https://www.kanmon-kaikyo-museum.jp/
門司港レトロインフォメーション https://www.mojiko.info/
門司港駅ものがたり(JR九州) https://www.jrkyushu.co.jp/company/mojiko_sta/
和布刈神社 https://www.mekarijinja.com/